今月の農業人

必要としてくれる人 村の人のために

ふれあいファーム三ヶ村 代表 水落良太さん(36)

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今年4月からふれあいファーム三ケ村の代表となった水落良太さん。

知人からの誘いで父・八一さんが代表を務めていた
ふれあいファーム三ヶ村に正社員として2015年に入社。
父の急逝をきっかけに農業の道に進むことになります。


「当時は、数年後にここの代表になるとは思ってもいなくて言われたことをやるだけで
お米の勉強は先輩や地域の人たちから教わってきました」と当時を振り返ります。
法人として約21.3haのお米を栽培しています。

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そんな良太さんの日課は、農作業中にAMラジオを聴くこと。
ラジオを聴きながら作業できるので農業を楽しく続けてこれたといいます。


「AMラジオの中でもTBSのPodcas番組『OVER THE SUN』が好きでよく聴いています。
リスナーと関われるPodcasならではの配信方法やPodcasで聞いた話題から
人生で経験する人との関わり方や自分が理想とする農業のあり方、などを考えさせられるんですよ」
と嬉しそうに話す良太さん。


ラジオで聴いた『したい事や憧れよりも頼まれたことを必死になってやっていくうちに
誰かに必要とされるようになる』という言葉に感銘を受け、
『自分が誰かから必要とされることは"この村で農業すること"なんだ』と、
自分が農業をする意味を再確認したそうです。
ラジオからの情報は良太さんにとっての農業あり方に繋がっています。

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必要としてくれる村の人たちの存在が農業の原動力になっている良太さん。
「村の人に『ふれあいファーム三ヶ村が頑張っているから村が元気いいね』
と思ってもらえるような法人を作っていきたいですね」と話します。

生まれ育ったこの村で、幼い頃にお世話になった親世代や祖父母世代の方を支え、
農業をすることで地域に元気を与えて地域貢献を続けています。


「自分たちの活動を通して、村外の人にこの村の人や自然の魅力・この村で農業をする意味を発信して、
三ヶ村のファンを作っていきたい。そして、そのファンからの「良いところだね」という声を村の人に
伝えて、この村に誇りを持っていきいきと過ごしてほしい。そんな架け橋のような法人にしたいですね」
と代表としての想いを話す良太さん。

生まれ育った村で今日もラジオを聴きながら農業を楽しんでいます。


                            広報誌とかちゃん 2022.10月号掲載   

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