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今年の全国の米の作柄

[2020.10.02]

今年の米の作柄(作況指数)が、10月1日に農林水産省より発表されました。

それによると、9月30日現在の全国作況は101の「平年並み」となっています。

富山県から北海道にかけての米主産県では103~105の「やや良」で豊作基調です。東海、西日本、四国、九州地方は「やや不良」で豪雨と長雨の影響を強く受けたようです。
全国の生産量予測は734.6万tで、前年産に比べ8.5万tの増加が見込まれます。

農林水産省 HP 統計より

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作況の101。


この1が生産量にすると8万t強とすごい量です。


今年の米消費量(需要量と言います。)は、統計上毎年10万トン減少にコロナ禍の影響分10万tを加え708万tと予想されています。


予測ではありますが、生産量734.6万tから需要量708万tを引くと26.6万tが余ることになります。
これに今年の6月末民間在庫197万tを足すと、来年の6月末民間在庫は223.6万tとなります。


米の望まし6月末民間在庫は180万tと言われています。40万tを超す過剰在庫が発生し、米価下落が心配されます。平成25年頃の米価水準を割り込む恐れもあります。

また、過去の例から、お客様が購入する店頭精米価格が下がっても消費量は増えなかった事実。

どこかの評論家が言っていましたが、「安くなれば売れる」ことはなかったのです。


生産サイドから考えると、利益は売上高(数量×単価)-費用ですから、昨年の売上高を数量を100俵×単価を2万円とした場合200万円となりますが、101×1.9万円(5%下落)では約192万円と8万円ほどの収入減少となってしまいます。
仮に生産量(面積)を2ポイント減らして価格を維持できた場合は、98×2万円で196万となり、4万円ほど有利となります。

いかがでしょうか。

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