会長コラム ~Trivia Tweet~

気候変動と農業・生活 その2

[2020.03.20]

 日によって寒暖の差が大きいようです。また、雪がないので、日が差すと一気に気温が上がるようですね。

 体調にはお気をつけください。


 前回の内容
・地球に届く太陽光は、地表面で赤外線として熱を宇宙空間に放出します。

・大気中には微量の温室効果ガスが有り、このガスが赤外線の熱を吸収し地表付近 の大気を暖めています。

・このことを温室効果と言います。

・温室効果ガスが全くないと、地球の平均気温は-19℃で、温室効果ガスにより14℃に保たれてきました。我々にとっては、とても重要なものなのですね。

・温室効果ガスは18世紀以降、人の経済活動により温室効果ガスが徐々に増えて来ました。


 今回は、温暖化の影響について話したいと思います。


 前回同様、掲載する図表などは、気象庁発表の「気候変化レポート 2018 -関東甲信・北陸・東海地方-」から引用しています。

 温暖化とは何でしょうか。 そう、気温の上昇ですね。


 では、気温はどのように変化してきたのでしょうか。
 (観測点は上越市高田特別地域気象観測所)

高田の気温変化グラフ.jpg

では、日本全体ではどうでしょうか。

(気象庁 地球温暖化 https://www.data.jma.go.jp/cpdinfo/chishiki_ondanka/p08.html より)

日本の気温変化グラフ.jpg

 

年によって高低(青線)はありりますが、ゆっくりと気温が上がっている(赤線)のが分かりますね。


では、気温が上がって、どうなるのでしょうか。


気温が上がると、空気中の水分(水蒸気の量)が増えてゆきます。


下のグラフは、気温と飽和水蒸気量(空気中の水蒸気の上限)を表しています。

気温と飽和水蒸気量グラフ2.jpg

この現象で、気温が高くなると空気中の水分が多くなり、強い降水が起こりやすくなります。

豪雨災害は、様々な条件が重なっておきますが、気温上昇もその一つのようです。


年間の降水量は多くなっているのでしょうか。


(観測点は上越市高田特別地域気象観測所)

高田の降水量変化グラフ.jpg


不思議ですね。年降水量は減少傾向となっています。

でも、近年毎年のように豪雨災害が起きていますが、何故でしょう。


次のように考えられています。(中魚沼指導農業士会 研修会  新潟地方気象台 中村辰男様 資料より)

飽和水蒸気量増加イメージ.jpg

イラストは「ししおどし」ですが、温暖化が進むと

〇筒が大きくなる(空気中にたまる水分の量が増える)

〇傾いたときにこぼれる水の量が増える → 大雨が増加

〇傾くまでに時間がかかる → 雨の降らない日が増加


雨の降らない日が増えるのは意外ですね。

そういえば、昨年、一昨年は夏の日照りが続いていました。

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