会長コラム ~Trivia Tweet~

今年の気象災害に思うこと

[2019.12.17]

初雪も降り、高地では根雪になっていますが、月間予報を見ると、ホワイトクリスマスは限定的になりそうです。

雪を待ち望んでいるスキー場では困りものですが、一般の生活者にとってはありがたいですね。


投稿がずいぶんと空いてしまいました。


今年も残すところわずか。


皆様にとって平成31年令和元年は、どんな年だったでしょうか。


さて、今年の気象災害について、記憶に新しいのは台風15号の風害と19号の大水害。

image1.jpeg

私たちが思う台風19号は、長野県の豪雨による信濃川の洪水で、長野市の堤防決壊、津南町の堤防溢水、小千谷市岩沢での堤防溢水があり、現在、復旧工事が行われていますね。

確かに、長野県も豪雨に見舞われました。

千葉県は、直後の温帯低気圧の豪雨も合わせ広範囲での浸水が報道されました。

しかし、被害がより大きいのが福島県と宮城県です。

また、台風10号による熱波も本県の米の品質を大きく落としました。


JA建物更生共済による支払いは、台風15号345億、台風17号58億、台風19号1,011億、自然災害共済金の総支払見込額は11月末日時点で約1,414億円となっています。


毎年繰り返される風水害。

確かに昔から強風や豪雨の災害はありましたが、近年は巨大化・強大化しているように感じます。


原因は温暖化と言われています。


では、「温暖化」の何が問題なのでしょうか。


COP25(気候変動枠組条約締約国会議)は閉会しましたが、運用ルールの決定を先送り、全面合意には至りませんでしたね。

そもそも、気候変動に関する国際連合枠組条約の目的は、大気中の温室効果ガス(二酸化炭素、メタン、一酸化二窒素[亜酸化窒素:N2O]など、HFCs、PFCs、SF6)の増加が地球を温暖化し、自然の生態系などに悪影響を及ぼすおそれがあることを、人類共通の関心事であると確認し、大気中の温室効果ガスの濃度を安定化させ、現在および将来の気候を保護することである。気候変動がもたらすさまざまな悪影響を防止するための取り組みの原則、措置などを定めています。


つまり、気温の上昇を抑えるため、温室効果ガスの排出を制限する(1990年レベル)条約なのです。


もう一つ重大な問題があります。 それは海水です。


「風が吹くと・・・」のたとえ、空気は暖まりやすいですが、水はどうでしょう。

「比熱」を知っている方は多いと思いますが、1kgの物質を1℃暖めるのに要する熱量を言います。

水1kgを1℃上げるのに必要な熱量は4146Jですが、鉄1kgは1℃上げるのに必要な熱量は444Jです。


水は、温まりにくい物質です。


暖まりにくい = 冷めにくい


空気が暖められると、ゆっくりと海水が温かくなります。

海水の放熱は、水蒸気となって行われます。

温かくなれば、より多くの水蒸気を作り出します。

温かい空気と水蒸気は上昇気流となり、低気圧を作ります。

低気圧のエネルギーは水蒸気と言ってよいので、温かな海水からより多くの水蒸気が共有され、低気圧をより発達させます。

発達した低気圧は台風となり、巨大化したものや強大化したものは多くの被害をもたらします。


また、梅雨前線が活発化し長時間豪雨をもたらすのも、温まった海水から供給される水蒸気が関係しています。


暖冬なのに豪雪も、日本海の海水温上昇から引き起こされています。


水は温まりやすく冷めにくい。


海水温が後1・2℃高くなると二度と元も戻れないと言う学説も有り、私は、信憑性があると思っています。


気象変動の影響をより強く受けるのは高緯度地域と言われています。

ヨーロッパの国々が、温暖化対策に熱心なのもうなずける話です。


では、どうしたらよいのでしょう?

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