会長コラム ~Trivia Tweet~

施設型園芸を考える。

[2019.06.25]

うっとうしい梅雨空が続きますね。

先日、22日の土曜日に、JA女性部大運動会に参加してきました。

今年は、会場を川西総合体育館に移しましたが、昨年同様、フレッシュミズ、どろんこキッズが参加して、和気藹々とした運動会となりました。

また、お隣のJA越後おぢや女性部も視察に来られました。

JA越後おぢやでも、女性部活動の一環として行いたいとのことでした。


さて今回は、本格的な施設型園芸について話を進めたいと思います。


皆さん、施設型園芸ってどのように思っていますか。


実は施設型園芸と言っても多岐にわたっていて、大別すると、一般に言われているガラス温室、ビニールで覆っている(簡易型と言います。)もの、だけのように思われがちですが、植物工場(太陽光の入らない特殊な建物)の三つに分けられます。


ガラス温室は

構造が軽量鉄骨で作られることが多く(見たことはありませんが、中には木造もあるとか)屋根も外壁も窓もガラスで作られていますね。

床面はコンクリートになっているものも多いようです。

1年を通して栽培しますので、暖房設備があります。

栽培方法は、土を使う土耕栽培、床面がコンクリートで人口培地を使う養液栽培、人の腰くらいの高さにベッドを設置する高設栽培があります。

gurasu-onnsitu.bmp


土耕栽培では

切り花、バラなどの花木、セロリ、メロン、スイカ、南国の果物、等々、販売単価の高い品目を栽培することが一般的ですね。


養液栽培では

花を生けるロックウール(石綿ではありません)に点滴チューブから溶液を補給するドリップ方式が一般的です。 キュウリ、メロン、トマト、パプリカなどを栽培していますが、基本的に、ツルや幹を吊り下げる方法が主流です。


高設栽培では

ベッドに水を張って、穴あき発泡スチロールに苗を植える、スポンジに種をまく、水耕栽培と、培地を敷き詰め灌水チューブを使用する養液栽培があります。

水耕栽培では、ミツバ、ワケギ、かいわれ大根等が一般的ですが、様々なものが栽培されているようです。

養液栽培では、イチゴが一般的なようです。


では、構造が建物に見えますが、農業用途のビニールハウスは建築物とみなされない(建築基準法 第2条第1項第1号)とされています。

以外ですよね。


ただし、建築物とみなされない条件は次の条件を満足する必要があります。


1 建設敷地が農地であること。

2 建設敷地は、温室内外を含めて農業生産物の栽培以外に供さないこと。

3 建設敷地は、温室内外を含めて形質の変更を行わないこと。

4 ビニール、ガラス、強化ポリエステル等の温室で、主に太陽光を利用するものであること。

考え方としては

1  農地上のビニール温室は建築物として扱わない。(S49.7.23建指319号)

2  農地転用を必要としないものに限り、スプリンクラーなどの生産用装置と同等のものと考え、建築物とみなさない。

ようです。


さらに、農地転用に該当する場合の判断基準では


〇 農業用施設の敷地をコンクリート等で地固めする場合

〇 発砲スチロール等を敷地に埋設して、土地と区分された状態で水耕栽培、礫耕栽培等を行うような場合

になっています。

注意

 農地法の改正により、温室のようにコンクリート地面も農用地として認められるようになりました。


次回はビニールで覆っている(簡易型と言います。)ものを、お話しします。

また、植物工場(太陽光の入らない特殊な建物)は、その後にしたいと思います。

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