会長コラム ~Trivia Tweet~

最近の視察と研修会の報告

[2018.12.20]

暮れが迫り雪の日もありますが、気温は平年より高いようで、雪が降るのを待っている方々にとっては複雑な思いなのでは無いでしょうか。

ほぼ一月ぶりの記事となりますが、その間に東南アジアを訪問してきました。

また、十日町市認定農業者連絡協議会の全体研修会に参加し、農林水産省の坂田政策統括官様と、お米5星マイスターで(株)スズノブの西島社長様の講演を聴き、感じたことを話したいと思います。


農林水産省の坂田政策統括官様は、外務省に出向時インド大使館勤務をされていた経験からインドの農業政策と米の世界貿易について話されました。

インドは、過去に大干ばつから1千万トンを超える穀物の輸入国だったのを、国策による緑の革命で穀物の輸出国になったこと。

それは、安価な肥料を農民に供給し、肥料工場の赤字を国が補填する。

また潅漑に必要な電力供給も同様に電力会社の赤字を国が補填。

生産された穀物は、一定価格で国が買い上げ貧困層へ配布する公的食糧配分制度を行い、農民の所得を保障していることとのこと。


多分、莫大な国家予算を必要としているのだろうと思うことと、日本ではコンセンサスが得られない政策と言っておられました。


また、米の貿易はインディカ種(細長く粘りの少ない)が主力で、次にジャバニカ(幅が広く大粒)、日本で栽培されているジャポニカはごく一部で、米の輸出を本格化するならば、インディカ種を栽培するべき、ただし、日本での栽培は可能であるが、収穫量が少なくなるとのことでした。


東南アジア視察より

庶民の市場での、米の販売 全てインディカ米 香り(ジャスミン)米も多い。

DSC_0558.JPG

高級スパーの米売り場 日本米、魚沼産コシヒカリも販売している。
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次に、スズノブの西島社長様は、特A復帰に必要なことを話されました。


ランク落ちの要因は様々な意見がありますが、西島社長は、異常気象、土作の怠り、土壌バランスの偏り、3点の生産現場の問題。篩目の不徹底(他県ではコシヒカリも1.95mm標準)、つや姫など他県産良食味米の高いブランド基準、大粒へ指向性が変化と指摘されました。

土作りについてはご指摘の通りであることから、当JAで早期に実施したケイ酸質肥料の施用を引き続き勧めて行きます。

また、「現在の魚沼米憲章は努力目標であり、ブランド基準ではない。」と話されています。

このご指摘も、当を得ていることから、早急に見直しを6JAで協議したいと思います。

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