今月の農業人

『里山と人の共生』に惹かれ 始まる農業の道  

室野 細田 ひろさん (27)

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「元々自然や動物、虫と共に過ごす田舎ならではの里山の暮らしに憧れていました」と話すのは青森県の港町で生まれた細田浩貴さん。

大学で『里山と人の共生』について学び、卒業後は農業とは別の仕事を経験するも、
『里山と人の共生』に関わる仕事に惹かれ、2018年に地域おこし協力隊に入隊し、室野に移住を決めます。

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きっかけは、2018年に十日町を訪れた時に感じた人の温かさでした。

「よそから来た私をよそ者扱いせず、快く受け入れくれるのは十日町市の人ならではの温かな考えだと思います。里山で暮らす室野の人たちと触れ合って、この地域の農業を盛り上げたいと思いました」と当時の出来事を語ってくれました。

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誰も知らない場所で暮らす不安よりも自分がどれだけ出来るのか試してみたかった浩貴さん。
地域おこし協力隊として地域行事や学校行事に参加したり、農業の支援や地域の困りごとなど日々地域に溶け込んで生活をしています。人に頼られることが好きで、今の暮らしは、自分に合っているといいます。

地域おこし協力隊2年目の今年、地域の方に耕作放棄地の田んぼを借り栽培技術を学んでいます。
「棚田は1つ1つに個性があって平野の水田より苦労が多い分、育て甲斐があります。自分の成果が目に見える農業は楽しいですね」と農業のやりがいを感じています。

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室野で自分らしく生きて行こうと決めた浩貴さんは、来年の11月に任期終了となりますが、その後も農業をこの地で続けていきます。

「まだまだ未熟者ですが、自分が実際に感じた里山の魅力をどんどん伝えていきたいです。今まで支えてもらった地域の方たちへこれから1つずつ恩を返していきたいですね」そう想いを話す浩貴さんの農業への道がここから始まります。


広報誌とかちゃん 2020.11月号掲載

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