今月の農業人

自分の米を自分の手で酒にする喜び 

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宇都宮大学農学部を卒業し、一度は農を離れ飲食業に勤めていた公太郎さん。
「いつかは農業を継がなくては・・・」との想いから、5年後に地元川西へ戻り家業の農家を継ぎました。

28歳で就農し、今年で10年目になります。

現在は15haにコシヒカリや酒米の五百万石、越淡麗を栽培し、北村家の代々続く田んぼを守っています。

米づくりが初めてだった公太郎さんは、父・公男さんから教わったり、地域の方から学んだり・・・・
周りの農業の先輩たちから知恵をもらいながら、独学で試行錯誤のなか続けてきました。

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現在田んぼは公太郎さんが主となり管理し、父・公男さんと仕事を分担しながら作業を行っていて、これからは目の届く範囲で規模も増やしていきたいと思っています。



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冬は松乃井酒造場で仕事をしていることもあり、酒米にも力を入れている公太郎さん。

「自分の育てた米が酒になるまでを、自分の手で行うことは簡単なことではありませんが、今までの苦労が実った時に達成感を感じますね」と笑顔を見せます。

大学時代に出逢った奥様は利き酒師の資格もあり、二人でその酒を飲むことが一日の楽しみだと教えてくれました。

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今後の目標を聞くと「越淡麗は有機栽培で育てていて、精米した時などにでる米ぬかを肥料にしています。失敗続きですが田んぼで獲れたものを使って肥料にしたり、循環させて作物を作ろうと思っています」と話す公太郎さん。

米作りで出る廃棄物を肥料にし、次の米作りに活かす。
これからの公太郎さんの新しい挑戦です。

「地元のもの、安全なものを循環させることでワンランク上の味や品質を目指し、安心でオリジナリティー溢れる地元ならではのものを作っていきたいですね」

公太郎さんのこれからの活躍が楽しみです。

                                  2019.広報誌とかちゃん9月号掲載

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