会長コラム ~Trivia Tweet~

稲刈りが始まりましたね

[2018.08.28]

お盆前から待ち望んだ降雨があり、ほっとしています。


ただ、渇水の影響から干害をうけたところも多く、十日町市内では渇水影響面積は234haに及んでいます。

地域別では、松代地区渇水景況面積88ha(作付の25%)、松之山地区49ha(13%)、十日町地区58ha(3%)、川西地区21ha(2.5%)、中里地区17ha(2.4%)となっています。


また、高温多照が続いたことから、稲刈りも平年より4~5日ほど早まっていて、川西地区では27日(月曜日)から早生品種の稲刈りが始まりました。


品質と食味が気になるところですが、先ずは豊作と無災害を祈っています。


写真は、株式会社千手様のFacebookより

inekari2018.jpg


今年のような異常高温が続くと、米の品質にも大きな影響が出る可能性が高くなります。


稲穂が出てから15日目頃高温(最高気温35℃前後)状態にあると、米粒の中程に横方向のヒビが入りやすく、影響が大きい場合、玄米で割れてしまいます。

また、玄米で割れないまでもヒビが深く入り、精米時に割れてしまいます。これを胴割米と呼んでいます。

胴割れ米が発生するもう一つの影響は、田んぼで乾燥が進んだところに降雨があると、籾の状態でも水分を吸収し玄米が拡張し膨れてきます。

この後、フェーン現象の様に急激に乾くと籾の水分も一気に抜けヒビ割れが起こります。

これを、立毛胴割れといいます。

台風や大雨の前に刈り取りを急ぐのは、稲が倒れる前に刈り取りたいのと立毛胴割れを回避するためです。

前回もお話ししたように高温状態が続くと栄養分が十分行き届かず、米粒の真ん中が白くなる腹白米、ワキの部分が白い気泡状になる背白米、胚芽の近くが痩せる基部未熟米などの被害粒の発生が多くなります。

ただし、食味への影響はあまりありません。


次回は、進化する稲作 コンバイン編を、お話ししたいと思います。

  • ATM案内
  • 高齢者支援
  • レシピ集
  • ローン相談会
  • 今月の農業人
  • ポイントを貯めよう
ページ上部へ