今月の農業人

鐙坂の農業を盛り上げる 7代目の後継者

南鐙坂  保坂 法夫さん(31)

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 新潟大学法学部を卒業後、農業大学校に入学し、3年前に就農した保坂法夫さん。

現在南鐙坂で3町歩の田んぼを管理しながらコシヒカリを作っています。

保坂さんのお父さんもおじいさんも昔からお米を作っていて法夫さんで7代目。

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作業にも慣れ、今年からお父さんに代わりメインで作業をするようになり、市の基準反収である505kg(約8俵半)を目標に毎日肥料・水の管理、草刈をし、保坂家の田んぼを守っています。


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「地域の農家の高齢化をなんとかしたい。

                     この地域はいい米を作っているところなので見放したくない」


  ―そんな強い思いから、法学部を卒業後、農業大学校に行こうと決意しました。
農業大学校では稲がどんな風に成長するのか、肥料のことなど稲作の基礎から学ぶことができ、また、十日町以外の米の作り方を学ぶことができたのはとても参考になったと話す法夫さん。


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農業大学校2年生の時には一人で田んぼを管理し、一人で作業ができるように全体作業を省力化することをテーマに1年間取り組みました。


就農してからも毎年試行錯誤のなか、工夫をし続けています。

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JAに対しては
「JAには更なる販売戦略の強化に力を入れてもらい、十日町のお米を全国に広めていってもらいたいです」
と十日町の知名度アップを期待しています。



「目標は技術の確立、次に面積の拡大ですね。法学部を出たので、そこで学んだことを何か農業に生かせることができたらいいなと思っています」

と地域農業の未来について語ってくれました。

                                        2018.8月号

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