今月の農業人

耕作放棄地を宝の山に 山菜で地域の活性化を

村山 良一さん(69) 松之山

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元JA十日町の職員でJA十日町の経営管理委員を務める村山良一さん。

退職後に、山間地域での兼業農家から専業農家になり、稲作と山菜などの複合経営を行っています。

村山さんの住む松之山は、日本三大薬湯で有名な温泉地でもあり年間10万人の観光客が訪れます。観光客の方からは「山菜を採ってみたい」という声があがるものの、地域の山には『山菜取り禁止』の看板ばかり。その声に応えるべく、山菜が自生していた北向き・酸性土の好条件の山を整備し、遊休農地の活性化をスタートしました。

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 元々山菜が大好きで、職員時代には山菜研究会で勉強の日々を過ごしていたそうです。そして、この春に念願の「にいがた松之山山菜園」をオープンしました。

1年目の今年はワラビをメインに7月で山菜取りは終了。今後は雪解けから秋まで様々な山菜やきのこを採れるように整備していく予定です。

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これまで長岡市の若者、見附市から来た親子が山菜採りを楽しみました。

お客さんに同行し、『山菜の見分け方・採り方』を教えるのが村山さん。そして、その山菜の調理方法などを教えるのが村山さんの奥様。

山菜取りの後は、青空の下にテーブルを出して奥様自慢の山菜料理でおもてなしをする事もあるそうです。

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 「山菜料理を気に入ってくれると嬉しいですね。一番はお客さんとのコミュニケーション。松之山に来て、温泉に泊まって終わりでなく、山に入って感じる野鳥や野草の良さ、山菜の美味しさを伝えていきたい」と語る村山さん。


 6月には地元の小学4年生が、山を守る大切さを学ぶ授業の一環で山菜取りを体験しました。

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今後も子供たちや外国人観光客にも目を向け、松之山の山菜で地域の活性化につなげたいと考えています。

来年の美味しい山菜の育生のために、これから整備が始まります。
「松之山の美しい棚田と山を守りたい。今後も松之山の米と山菜を全国へPRして、地域の活性化に協力したいですね。」そう話す村山さんの顔はいきいきと輝いていました。

2017.7月号

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